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ツールを準備する

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この章では、AI コーディングエージェント、Node.js、Expo Go をインストールし、エージェントに Expo について教えます。


この章では、ゼロの状態から必要なものをすべてインストールします。全章の中でいちばん長い章です。ツールの準備が終われば、ここからが本番です。残りのチュートリアルはスムーズに進みます。

前提条件

4

1.

コンピュータ

macOS、Windows、Linux のいずれかが動作するコンピュータ。

2.

スマートフォン

Android または iOS のスマートフォンを、コンピュータと同じ Wi-Fi ネットワークに接続しておきます。

3.

AI エージェントとそのアカウント

AI コーディングエージェントと、選んだサービスのアカウント。

4.

約 20 分
セットアップにかかる時間の目安です。

1

ターミナルを開く

ターミナルは、AI エージェントとやり取りするためのアプリです。

  • macOS では、標準搭載の Terminal アプリを開きます。Spotlight 検索(Cmd ⌘ + Space)を開いて "Terminal" と入力すると見つかります。
  • Windows では、スタートメニューから PowerShell を開きます。この章では、いくつかのコマンドをここに入力します。それぞれコピーして貼り付けられるように用意してあります。
ターミナルの見た目は OS や設定によって異なりますが、動作は同じです。

2

AI エージェントをインストールする

すでに AI コーディングエージェントを使っている場合は、次のステップに進んでください。まだの場合は、以下から 1 つ選んでください。このチュートリアルはどれを選んでも同じように進められます。

次のコマンドをターミナルウィンドウで実行して、Claude Code をインストールします。

Terminal
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

続いてターミナルで claude を実行し、案内に従ってサインインします。うまくいかない場合は Claude Code セットアップガイド を参照してください。

ほかのエージェントでも構いません。ファイルを編集し、コンピュータ上でコマンドを実行できるエージェントであれば、このチュートリアルを進められます。

3

Node.js をインストールする

最初のプロンプトを実行して、Node.js をインストールしましょう。

Node.js は、Expo の開発ツールを動かすランタイムです。次のプロンプトを実行して、エージェントに nodejs.org から 長期サポート(LTS) 版をダウンロードするよう指示しましょう。

プロンプト
私はまっさらな環境で Expo の "Build with AI" チュートリアルを進めていて、プログラミングの経験はありません。私のコンピュータに Node.js の最新の LTS 版をインストールして。 - まず、これからやることを 1〜2 文の平易な言葉で教えて。 - 私の OS を検出して、その OS に最も確実な方法でインストールして。 - 完了したら、`node --version` と `npm --version` の出力を見せてうまくいったか確認して。反映させるために何か開き直す必要があれば、それも教えて。
英語の原文プロンプト
Prompt
I'm following the Expo "Build with AI" tutorial on a brand-new setup and I have no programming experience. Please install the latest LTS version of Node.js on my computer. - First, tell me in one or two plain sentences what you're about to do. - Detect my operating system and use the most reliable method for it. - When you're done, verify it worked by showing me the output of `node --version` and `npm --version`, and tell me if I need to reopen anything for it to take effect.

うまくいったか確認するには、新しいターミナルウィンドウを開いて次のコマンドを実行します。現在インストールされている Node.js のバージョン番号が表示されるはずです。

Terminal
node --version

4

Expo Go をインストールして Expo アカウントを作成する

Expo Go は、アプリストアへの公開なしに、開発中のプロジェクトをスマートフォンでテストできる無料のアプリです。エージェントがコードを変更するたびに、スマートフォン上のアプリが数秒で更新されます。

  1. スマートフォンで、Google Play ストアまたは Apple App Store から Expo Go をインストールします。
  2. コンピュータで expo.dev/signup にアクセスし、無料アカウントを作成します。
  3. スマートフォンで Expo Go を開き、同じアカウントでサインインします。

5

エージェントに Expo について教える

Expo Skills は、AI エージェントに Expo アプリの上手な作り方を教える指示ファイル群です。どのライブラリを使うべきか、画面をどう構成するか、よくある間違いをどう避けるかをエージェントに伝えます。エージェントから良い結果を引き出すうえで、これをインストールすることが最も効果があります。

claude を起動し、その中で次のコマンドを実行します。

Terminal
/plugin install expo@claude-plugins-official
Expo Skills

すべてのエージェント向けのインストール手順と、利用可能なスキルの一覧を確認できます。

6

Expo MCP サーバーを接続する

Expo MCP サーバーは、エージェントに Expo のツールへの直接アクセスを与えます。最新の Expo ドキュメントを読んだり、適切なパッケージをインストールしたり、プロジェクトを調べたりできるようになります。

ターミナルで次のコマンドを実行します。

Terminal
claude mcp add --transport http expo https://mcp.expo.dev/mcp

続いて claude を起動し、その中で /mcp を実行して、前のステップで作成した Expo アカウントでサインインします。

任意: エージェントにアプリを見せて操作させる

MCP サーバーは、ローカル機能も提供しています。追加のセットアップを行うと、マルチモーダルなエージェントがシミュレータ上で動くアプリのスクリーンショットを撮り、ボタンをタップし、自分の作業を自ら検証できるようになります。これにはコンピュータ上のシミュレータが必要なため(iOS の場合は macOS のみ)、このチュートリアルの範囲外です。この先の章では、スマートフォンでアプリを確認するのは あなた の役目です。あとで試してみたい場合は、ローカル機能のセットアップ を参照してください。

Expo MCP サーバー

詳しいインストール手順、利用できるツール、データプライバシーの詳細を確認できます。

7

セットアップを確認する

すべてがうまくつながっているか確認しましょう。次のプロンプトをエージェントに貼り付けてください。

プロンプト
Expo MCP サーバーを使って Expo のドキュメントで "expo-image-picker" を検索して、それが何をするものか 1 文で教えて。
英語の原文プロンプト
Prompt
Use the Expo MCP server to search the Expo documentation for "expo-image-picker" and tell me in one sentence what it does.

表示されるもの: エージェントが Expo のドキュメントツールを呼び出し、デバイスの写真ライブラリから画像を選ぶ機能についての説明を 1 文で返します。代わりに接続エラーや認証エラーが表示された場合は、前のステップのサインイン部分をやり直してください。

まとめ

第 1 章:ツールを準備する

これでツールが揃いました。Expo アプリの作り方を知っている AI エージェント、ツール群を動かす Node.js、そして結果を確認するためのスマートフォン上の Expo Go です。

次の章では、エージェントが新しいアプリを作成し、それをスマートフォンで実際に動かして確認します。

次へ:最初のアプリを作成する