This documentation is available as Markdown for AI agents and LLMs. See the full Markdown index or append .md to any documentation URL.
チームにプレビューを共有する
ページを編集
EAS Update を使って OTA(アプリストアを介さない)アップデートを配信し、チームにプレビューを共有する方法を学びます。
OTA(Over-The-Air)アップデートは通常、アプリストアのリリースとリリースの間で、小さなバグ修正や小さな変更を配信するために使います。JavaScript コード、スタイル、画像といった、サンプルアプリのネイティブでない部分を更新できます。
この章では、EAS Update を使ってチームに変更を共有します。これにより 自分とチームで素早くプレビューを共有 できるようになります。

アプリストアのリリースの合間に、アプリのプレビュー版をチームへ共有できるよう EAS Update を設定します。
1
expo-updates ライブラリをインストールする
プロジェクトを初期化してアップデートを配信するには、expo-updates ライブラリが必要です。次のコマンドでインストールします。
- npx expo install expo-updates2
EAS Update を設定する
EAS Update でプロジェクトを初期化するには、次の手順に従います。
- アプリの設定に動的な app.config.js を使っているため、プロジェクトを EAS Update に対応させるには
updatesとruntimeVersionのプロパティを追加する必要があります。次のコマンドを実行して EAS からこれらのプロパティと値を取得し、手動で app.config.js にコピーします。
- eas update:configureapp.json を使う(動的でない)プロジェクトの場合は?
プロジェクトが動的な app config を使っていない場合(app.config.js ではなく app.json を使っている場合)、上のコマンドはアプリを EAS Update に対応させ、app.json と eas.json に適切なプロパティを追加してくれます。
- セットアップを続けるため、
eas update:configureをもう一度実行します。eas.json のすべてのビルドプロファイルにchannelが追加されるはずです。
{ "build": { "development": { %%placeholder-start%%... %%placeholder-end%% "channel": "development" }, "ios-simulator": { %%placeholder-start%%... %%placeholder-end%% }, "preview": { %%placeholder-start%%... %%placeholder-end%% "channel": "preview" }, "production": { %%placeholder-start%%... %%placeholder-end%% "channel": "production" } } %%placeholder-start%%... %%placeholder-end%% }
eas update:configureコマンドは eas.json のすべてのビルドプロファイルにchannelを追加します。ただしios-simulatorプロファイルはdevelopmentプロファイルを継承しているので、別のchannelを持たせる意味はありません。上の設定からios-simulator.channelは安全に削除できます。
channel とは?
チャンネル は、ビルドをグループ化するために使います。Android と iOS のビルドが両方ともアプリストアにあるなら、どちらにも production チャンネルを与えられます。あとから EAS Update に production チャンネルを対象にするよう指示すれば、production チャンネルを持つすべてのビルドにアップデートが届きます。
3
開発ビルドを作成する
直近のビルドには expo-updates ライブラリが含まれていないため、新しい開発ビルドを作成する必要があります。次のコマンドを実行しましょう。
- eas build --platform android --profile developmentここではアップデートの動作を示すために Android 実機向けの開発ビルドを使っています。
--platform allや--platform iosを使えば、両方のプラットフォーム向け、あるいは iOS だけのビルドも作成できます。
新しいバージョンの開発ビルドができたら、必ずデバイスにインストールしてください。
4
アプリの JavaScript コードを変更する
サンプルアプリの JavaScript コードを変更してみましょう。Sticker Smash アプリ を使っていない場合は、自分のコードの好きな部分を変更してアプリでの変化を確認してください。
ここでは、サンプルアプリの最初のボタンのテキストを Choose a photo から Select a photo に変更します。
<Button theme="primary" label="Select a photo" onPress={pickImageAsync} />
5
アップデートを公開する
この変更をチームにテストしてもらうために新しいビルドを作るのではなく、アップデートを公開しましょう。
- eas update --channel development --message "Change first button label"上のコマンドでは development チャンネルを使いました。すべてのアップデートは チャンネル名 に紐づきます。git のコミットが必ず git ブランチに紐づくのと似ています。
つまり、ビルドプロファイルで development チャンネルを使い、そのうえでアップデートを公開することで、development チャンネルを持つビルドにこのアップデートを届けるよう EAS に依頼していることになります。EAS Update のチャンネルを作ると、同じ名前のブランチに自動的にマッピングされます。
アップデートが公開されると、CLI がその情報を表示します。
Website link をクリックすると、EAS ダッシュボードの Over-the-air updates > Update groups でアップデートを確認できます。
6
7
Preview や production のビルドに変更を共有する
開発ビルド以外(preview や production)のアップデートは、アプリの起動時に新しいアップデートを問い合わせ、自動的にデバイスへダウンロードされます。
preview や production のビルドを使っているチームメンバーには、該当ブランチに配信した変更がアップデートとして届きます。
たとえば preview ビルド向けには、次のように実行します。
- eas update --channel preview --message "Change first button label"以下は preview ビルド向けにアップデートを公開した例です。アップデートをテストするには、アプリを強制終了して 2 回開き直すと、変更がダウンロードされて表示されます。
まとめ
第 10 章:チームにプレビューを共有する
EAS Update を設定してプラットフォームをまたいで OTA アップデートを管理・公開し、レビュー用にアップデートを取得する方法を確認しました。
次の章では、GitHub リポジトリからビルドをトリガーする流れを学びます。